実は、前立腺がんは、もうアメリカではすでに10年ほど前から肺がんを抜いて、男性が罹ってしまうガンの中で発生率第一位となっているそうです。
欧米とくらべると日本はまだ前立腺がんの患者数が少ないのですが、最近は急激な勢いで患者数が増えており、近い未来、日本でも同じ道をたどるのは明らかであると専門家は考えているようです。
年齢別にみた前立腺がんの罹患(りかん)率は、65歳以上で増加します。罹患率の年次推移は、1975年以降増加していますが、その理由の1つは、Prostate Specific Antigen (PSA)による診断方法の普及によるものです。この方法によって、従来の直腸指診では困難であった早期のがんが発見されるようになりました。
前立腺がんは高齢者のがんと言われています。患者さんの約90%が60歳以上の人で占められていることからそう言われているのです。今、日本は高齢化社会へと突入しており、対象となるひとが今後ますます増えることは明らかです。
死亡率の年次推移は、1950年代後半から90年代後半まで増加し、その後横ばい状態です。
日本人の罹患率は、欧米諸国およびアメリカの日系移民より低く、欧米諸国の中ではアメリカ黒人の罹患率が最も高い傾向があるようです。
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